DXってなんですか?

2022.12.08 UP

第一話:2025年の崖と戦え!DXロボ!の巻

松尾 和夏
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Web Director
松尾 和夏
みんなが楽しく、親しみやすいDX!

をテーマに、ゆるーくDXに関するお役立ち情報を発信するコラムがスタートしました!

ありがたいことに、当社の展示会で公開したDXロボと仲間たちのアニメーション動画も、一部の方々にご好評いただき、このたびシリーズ化させていただくことになりました。


社員一同、はりきってがんばります。
まずは、展示会で公開した0話と、新作の第一話を、どうぞご覧ください。



第0話「イントロダクション」

▲DXロボ、デビュー作です。2021年のにいがたBIZ EXPOで公開した内容なので、名刺のデータ化とCRM活用がテーマになっています。

第一話「許すまじ 2025年の崖軍団!」

第0話で紹介された、ヤマダもびっくりのCRMシステムの詳細が気になるところですが、第一話では、謎の闇組織「2025年の崖軍団」が登場しました…!

崖軍団は、DXどころかデジタル化を否定する超アナログ集団のようですね。

ヤマダもHDDがやられて落胆していましたが、これを機にクラウドサービスを利用することをお勧めしたいです。



経済産業省が警告する「2025年の崖」とは?

さて、今回の本題は、この「2025年の崖」という言葉です。ご存知の方も多いかもしれませんが、2018年の経済産業省の「DXレポート」で、警告として用いられた言葉です。

DXに取り組んでいない企業は、2025年以降、「経済的損失を受ける」

という内容をあらわしています。

(引用元:経済産業省「DXレポート(サマリー)」より)


さらに、

日本企業のDXが実現できなかった場合、2025年以降、最大12兆円/年の経済損失が生じる可能性がある

というのです。



逆に、DX実現シナリオでは、2030年に実質GDP130兆円超の押し上げを実現するというのです。すごい数字ですね…。



DXをやるのとやらないでは大きな利益の差がある!

だからこそ、日本の企業の皆さんにはDXに取り組んでほしい、というのが経済産業省の伝えたいことなのです。

そもそも、DXとは何なのでしょうか。



DXとはプロセスであり、ゴールではない。

上のイラストのように、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、現在の世界から、デジタルエンタープライズの世界へ移行するプロセスのことを指しています。

つまり、DX(デジタルトランス フォーメーション)とは河の渡り方であり、河を渡った先の世界そのものではないのです。

(引用元;経済産業省「デジタルトランスフォーメーションの河を渡る ~DX推進指標診断後のアプローチ~」より)





デジタル化=DXなのか?

では、具体的にどうすれば河を渡ることができるのでしょうか。

すでに何らかのデジタルツールやシステムを導入している企業様は多いと思います。たとえば、20年前から会計システムを取り入れている企業様は、DXを推進できているのでしょうか。

答えはNOです。

悲しいことに、DXの目的地であるデジタルエンタープライズの世界への移行を阻むものとして、古いシステム=レガシーシステムの問題が取り上げられています。

経済産業省が発表した調査報告書によると、日本企業の約8割が、このレガシーシステムを抱えているというのです。

実はこれ、非常〜〜に深刻な問題なのです…!

過去の負の遺産?!レガシーシステムの問題については、次号にてご説明させていただきます。




今回のまとめ。


“顧客の変化に対応するにはデジタルは必須。ビジネスを今変化させなければ、デジタル競争の敗者となる。”

(引用元:経済産業省「DXレポート2 中間取りまとめ(サマリー)」より)



この記事を書いた人 松尾 和夏
Web Director
松尾 和夏

新潟DivisionのWebディレクター。Web制作、WebマーケティングからCRMやマーケティングオートメーションなどのDX提案も行っています。 尊敬する生き物はナマケモノ。自然に優しい生き方に憧れています。

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